スギヤスの魚がしシャツは注染と呼ばれる伝統技法で染められています。|A001| |
|A002|染める前の純白の布。スギヤスオリジナルには、涼しさを保ちながら、型くずれを抑えるという目的のために、綿番手30番の細糸を使用した平織り布を指定しています。 |
糊付け。染めたくない部分に糊付けをしていきます。ここは板場と呼ばれています。 |A003|木枠に型紙をセットします。伊勢地方で職人によって手作りされているので、伊勢型紙と呼ばれています。 |
|A004|糊付け台に反物を広げてセットします。 |
|A005|型紙をのせて、ヘラで反物に防染糊をつけます。 |
|A006|木枠を持ち上げて、反物を折り曲げて、新たに糊付けの準備をします。これを反物が終わるまで30回ほど繰り返します。 |
注染。その名のとおり、注いで染めます。|A007|糊付け後の反物を染め台にセットする。1反の長さは約12mで2反分24mを染め台に乗せます。同じ柄は1回に10反分を染め上げます。 |
|A008|染料の一部 |
|A009|ジョウロは必需品です。 |
|A010|染料を注ぐ部分を糊の土手で囲みます。 |
|A011|染料を注ぎます。この反物で30段ほど折り重なっています。染料の注ぐ場所と量によって、染め具合が違ってきます。すべてが、熟練の技です。スギヤスの2012年新色の試作を染めてもらっています。 |
|A012|ここが注染の大きな特徴です。裏側からも染料を注ぐために土手を作っています。 |
|A013|裏側から染料を注いでいます。したがって、注染の反物には裏表はありません。 |
|A014|注染が終わったら、直ぐに水を流して、糊を剥がします。ここまで見てきたように、注染は染料を注いで糸を染めます。余分な染料を吸い取るので、生地の目合いが詰まることがありません。つまり、通気性が良いのです。 |
水洗い|A015| |
|A016| |
|A017| |
脱水|A018| |
乾燥|A019| |
|A020|太陽光と風に任せた自然乾燥。自然に乾燥させるとしわがでないそうです。 |
|A022|乾燥が終わり、反物に巻き直して、生地が完成。次は、裁断と縫製です。 |
裁断。ここからスギヤスの工場で行なわれます。|B001| |
延反|B002|反物を1枚1枚広げて、重ねていきます。 |
|B004|ひたすら繰り返します。150枚ほど重ねます。 |
|B005|平らなテーブルに乗せて、固定します。 |
|B006|裁断用に製図をします。 |
|B007|クロスドリルで生地に穴を開けています。目打ちと言います。かなり、力の要る仕事です。 |
|B008| |
裁断|B009| |
|B010|150枚の生地を一度に裁断するには、熟練の技術が必要です。 |
|B011|縫製前のパーツ。 |
アイロンがけ |B012| |
|B014|ボタンホールの位置を決めます。 |
|B015|ボタンホール加工をしています。 |
本縫い。スギヤスは縫製には絶対の自信を持っています。|B016|とにかく丁寧に |
|B017|ネック部分もしっかり仕上げます |
ボタン付け|B018|1個1個丁寧に付けています。これで出来上がりです。 |
ロック加工|B019|端の部分をしっかりと縫い上げます。 |
|B020|出来上がりました。 |